フィルム包装袋は、主にヒートシール方式で作られていますが、接着方式で作られることもあります。その幾何学的形状によって、基本的に3つの主要なカテゴリーに分けられます。ピロー型袋、三方シール袋、四方シール袋。
枕型のバッグ
ピロー型袋は、バックシール袋とも呼ばれ、背面、上部、下部に縫い目があり、枕のような形状をしています。多くの小型食品用袋は、ピロー型袋を包装によく使用します。ピロー型袋のバックシールは、フィンのような形状のパッケージを形成するために用いられます。この構造では、フィルムの内層を合わせて密封し、縫い目が袋の背面から突出しています。もう1つの閉鎖形態は、片側の内層と反対側の外層を接着して平らな閉鎖を形成する、重ね合わせ閉鎖です。
フィンシールは強度が高く、包装材の内層がヒートシールされていれば使用できるため、広く使用されています。例えば、最も一般的なラミネートフィルム袋は、PE製の内層とラミネート基材の外層で構成されています。一方、重ね合わせ型のクロージャーは強度が比較的低く、袋の内層と外層にヒートシール材を使用する必要があるため、用途は広くありませんが、材料の使用量を削減できます。
例えば、この包装方法では、複合材ではない純粋なPE袋を使用できます。トップシールとボトムシールは、袋の内層を接着したものです。
三方密封袋
三方シール袋とは、袋の両側に2つのサイドシームと上端に1つのシームがある袋のことです。袋の底縁はフィルムを水平に折り曲げることで形成され、すべての閉鎖部分はフィルムの内側の素材を接着することで形成されます。このような袋には、縁が折り曲げられている場合と、折り曲げられていない場合があります。
折り返しがあれば、棚に立てて置くことができます。三方シール袋のバリエーションとして、元々折り返して形成されていた底辺を接着することで四方シール袋にすることもできます。
四方密封袋
四方シール袋は、通常、上面、側面、下面の縁を閉じる2種類の素材で作られています。前述の袋とは異なり、異なる2種類のプラスチック樹脂素材を接着できれば、前縁を接着した四方シール袋を作ることができます。四方シール袋は、ハート型や楕円形など、様々な形状にすることができます。
投稿日時: 2023年2月10日




